魚を食べるとよく頭がよくなると言われているのですがそれはは、「エイコサペンタエン酸(EPA)」と「ドコサヘキサエン酸(DHA)」です。

これらはどちらも多価不飽和脂肪酸というグループに属する化合物です。

魚に含まれるエイコサペンタエン酸とドコサヘキサエン酸は、魚自身がエサとして摂取したプランクトンに含まれていたものです。

エイコサペンタエン酸もドコサヘキサエン酸も特に青もの魚に豊富に含まれていて、その含量は魚油、魚肝油に含まれる全脂肪酸の40%にも達します。

ドコサヘキサエン酸はエイコサペンタエン酸を原料としてつくられ、人間の体内では脳や網膜に多く存在するので、視覚に関わる神経系の活性化や脳の発育に関与しているとされているのです。

さらに、ドコサヘキサエン酸は母乳にも含まれていて、脳細胞が形成される乳児期に不足すると発育不全になるといわれています。

また、早産の乳児で認められる視覚異常は脳にドコサヘキサエン酸が十分に蓄積される以前に生まれてしまうため生じると考えられています。

このように脳の形成にドコサヘキサエン酸は大きく関わっているので、ドコサヘキサエン酸の含まれている魚を食べると頭が良くなると考えられています。

 

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