抗酸化ビタミン -ビタミンC-

身体活動は酸化的ストレスを増大させるが、そのために運動をするヒトにとって抗酸化ビタミンであるビタミンCは非常に重要な役割があると言われる。

とある研究では、ビタミンCを摂取する事によって運動によって増加する酸化的ストレスマーカーを減弱させることができると報告されている。

またビタミンCはヒスタミン、プロスタグランジンなど、運動誘導生気管支収縮の原因を媒介する物質の代謝に関わっていることも知られている。

ビタミンCは安全且つ低コストであり、運動誘導性気管支収縮や呼吸器症状を緩和する可能性が示唆されていることから考えると、運動を行った後に咳やのどの痛みがでるといった自覚症状があったり、運動誘導性気管支収縮が見られると診断されているような場合に、ビタミンCを摂取しようとすることは一つの解決策になりうるのかもしれない。

ビタミンCは、我々の臓器の中では、水晶体、脳、白血球、副腎に蓄積されている。
従って、ビタミンCが不足すると、それぞれの臓器の働きが低下する。
具体的には、水晶体では白内障になる、脳では脳機能低下に陥る、白血球では免疫の低下に陥る、副腎ではストレスに弱くなる。

このように考えると、呼吸器系の機能改善以外にもビタミンCが不可欠なのである。

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