ウィークリーリンクによるエネルギー漏出

ウィークリンクによってエネルギーの漏出が起こる可能性があります。

エネルギーの漏出という言葉は、『ストレス』と同様に、効率の低下を指します。

ある課題や動作を行うために生み出されたエネルギーのすべてが、その課題や動作に使われなかったときに起こっているのが『エネルギーの漏出』です。

科学的に、エネルギーは消失することなく、どこかに使われることが証明されています。
通常、エネルギーは体内にストレスを生み出します。

ストレスは身体のそれ以外の部分で不要な仕事や動きを引き起こす可能性もあり、筋、腱により大きなストレスが加わることになります。【筋挫傷】

あるいは、脊柱、四肢に不自然な動きを生じる場合もあり、関節や靭帯に大きなストレスが加わります。【捻挫】

このような動作が、ストレスと外傷を生み、気づかずにストレスが続けば、代償を支払うことになります。

柔軟性が不足した状態で、トレーニングをした場合、脳と身体は柔軟性の欠如を補い、異なる運動パターンを用います。

また、フォームの不良はほとんどの場合エネルギーの漏出に繋がります。

フォームが不良であっても、よいパフォーマンスを示すことは可能ですが、いずれは故障、疲労、痛みを経験する可能性が高くなります。

トレーニングの際は効率的な動作をつくることが重要です。効率的な動作によって、エネルギーが温存され、リラックスした状態が保たれ、ストレスなくより多くのトレーニングをすることが可能になります。

したがって、トレーニングの際は正しいフォームで行うことがとても重要です。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 2017-9-22

    リュックサックによる腰椎への圧縮軽減

    リュックサックはバッグとしての優れた役割もさることながら、腰椎への負荷軽減ギアとしても効果を発揮しま…
  2. 2017-9-5

    筋線維の形態的特徴について

    筋の形態は、張力発生能力、可動域、短縮速度に著しい影響を及ぼします。機能に影響を及ぼす形態的…
  3. 2017-8-11

    アフォーダンスとカノニカルニューロン

    随意的な動作は、中枢で生じた運動の意図が顕在化したものであり、「目的」はそれを達成するための筋道を決…
  4. 2017-7-19

    筋の拮抗的・共同的中和

    運動を円滑に遂行するために骨格筋はそれぞれ主動作筋、共同筋、拮抗筋と役割を持ちます。一般には…
  5. 2017-7-18

    クレンチング(食いしばり)と運動の関係

    クレンチングとは、無意識的に上下の歯を強く噛みしめる動作をいいます。習慣化されたものはブラキ…

FACEBOOKもチェック!

注目TOPIC

  1. 2015-9-12

    免疫という生体システム

    免疫という生体システムは、自己と非自己を区別するシステムであります。無限に存在する非自己…
  2. 2015-12-16

    筋膜について考える。

    筋膜とは、全身の筋のほか、骨や心臓、脳などの臓器をすべて包み込んでいる膜のことで、全身をくまなく覆っ…
  3. 2016-2-11

    IAP(腹腔内圧)の上昇能と動的制御・パフォーマンスアップ

    体幹は身体質量の約65%を占めドロップジャンプ動作の着地局面における体幹の慣性モーメントは下肢の慣性…
  4. 2015-3-25

    ひとりごとも良いものです。

    日常生活の中でよくひとりごとを言う方もいることでしょう。大抵は特に意味の持たない言葉ですが、…
  5. 2015-8-2

    活性酸素と筋ミトコンドリア

    運動により、身体の酸素消費量は10〜40倍に、骨格筋では100〜200倍に増加すると言われ、一過性の…
ページ上部へ戻る