胎児の脳の発達

胎児は子宮の中で育つことから、当然母親の影響を強く受けます。

母親が風疹や梅毒などの感染症の場合、胎児は先天性奇形や脳障害の原因になります。

また母体に投与された薬剤や、放射線なども胎児に大きな影響を及ぼします。

また母親のストレスも胎児の脳の発達に影響するといわれています。

最近では、母親のストレスによる胎児の脳の性分化障害が話題となっています。

母親のストレスが男の胎児の精巣から男性ホルモン「アンドロゲン」の分泌を間接的に抑制し、脳の男性化をさまたげるといわれています。

脳の性分化は、生殖器の分化に少し遅れておきます。

胎児の脳ははじめはすべて女性型です。

男の胎児では、受精後7週ごろに精巣ができ、アンドロゲンの合成と分泌がはじまります。

その分泌は受精後14~20週ごろに一時的に急増します。

そしてこの時期に、それまで女性型だった脳が、男性ホルモンによって男性型の脳へとつくりかえられていくと考えられているのです

 

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