膝カックンといえば、よく幼少期に友達にやられた記憶があります。

膝カックンでバランスを崩すのは膝の関節に「ロック機構」があるためです。

膝の関節を構成する大腿骨(太ももの骨)と脛骨(むこうずねの骨)の接触部分は、足を伸ばしたときに接触面積が最大になるようになっています。

ヒトが筋肉に頼らず足をまっすぐにのばして長い間立っていることができるのは、こういった膝の関節構造のおかげです。

直立したヒトの膝を後ろから不意に押すとバランスを崩してしまいます。

これは、筋肉に頼って立っていない証拠でもあります。

逆に膝のロック機構が未成熟な幼児などは、筋肉を緊張させて立っているので、膝カックンではバランスを崩しにくいです。

バランスを崩して悔しがっていたことが、納得できることへと変わるこはすごくおもしろいですね。

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 2017-9-22

    リュックサックによる腰椎への圧縮軽減

    リュックサックはバッグとしての優れた役割もさることながら、腰椎への負荷軽減ギアとしても効果を発揮しま…
  2. 2017-6-15

    腋窩陥凹はハンモックのように

    肩甲上腕関節の関節包靱帯は複雑なコラーゲン線維の交わりあった束から構成され、それぞれ上・中・下の3つ…
  3. 2016-6-20

    大腿骨はどのようにして脛骨上を動くのか

    屈曲・伸展時において大腿骨は、脛骨上を転がり、そして滑ることで、その動きを可能にしています。…
  4. 2016-4-25

    インスリンの過剰と代償機構

    インスリン過剰の結果みられる症状は、直接的であれ間接的であれ、すべて神経系に対する低血糖の効果の現れ…
  5. 2016-4-16

    骨格筋弾性タンパク質であるコネクチン

    現在知られているなかで最も大きなタンパク質であるといわれるコネクチンは横紋筋、すなわちコネクチン、す…

FACEBOOKもチェック!

注目TOPIC

  1. 2015-7-19

    第Ⅰ〜Ⅵ脳神経について

    脳神経は脳から出る末梢神経で12対あり、感覚性、運動性、混合性のものとがあります。第Ⅰ脳神経…
  2. 2015-9-21

    身体動揺と防御反応

    人間が立位姿勢を保持している時、突然、床面が水平に移動したり、肩甲帯や骨盤帯を押されると、重心線は安…
  3. 2015-2-15

    筋膜とは何か?

    筋膜とは、その名の通り筋を包む膜のことだが、筋全体を覆っている最外層の筋上膜といくつかの筋線維を束ね…
  4. 2015-7-4

    免疫システムの防衛基地「リンパ節」とT細胞

    T細胞がリンパ節の中で病原体をみつけだして活性化すると、T細胞はパトロール経路を修正する。このパ…
  5. 2014-12-5

    『ムーブメントプレパレーション』

    『ムーブメントプレパレーション=動きのための準備』今までにスポーツやトレーニングをする際に、…
ページ上部へ戻る