運動は目的を果たすために行われる

運動というとイメージするのは、さまざまな動作です。

ヒトや動物は多くの多様な動作を行います。

スポーツ選手の華麗な動き、音楽家の手さばき、日常ありふれた動作でさえ、その巧緻性にははかり知れないものがあります。

こういった動きは脳と神経が全身の筋肉をスピーディに動かし、調節しています。

運動には目的があり、意図したその目的を達成してこそ運動を行う意味があります。

固体を取り巻く環境は多種多様、その中で、生じる固体の欲求や要求をみたすために、環境に働きかける手段としての運動の目的が生じます。

運動を行う主体が脳で統御されている以上、目的も脳で形成されます。

では、運動の目的とはどのようなものでしょうか。

運動の目的形成は脳の認知過程(みずからが置かれている状況や局面の把握)と深い関係にあります。

そして、固体のニーズを取りまとめ、行動の枠組みを決め、その中で必要とされる行動を選択し、実現の手段として運動を選ぶことで、運動の目的が決まってくきます。

さらに、その目的の達成のためにどのように運動を企画・構成し、準備することになります。

この過程がきわめて重要なのです。

無計画に、やみくもに手足を動かしても運動としての意味を成さないので、運動の時間的・空間的パターンや運動の手順、もしくはこれから起こることが予想される事象と運動の組み合わせなどをあらかじめ決めておくことが大切です。

これらの過程をまとめて運動のプログラミングと呼びます。

プログラミングを行うことは脳の働きの要の一つです。

 

 

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