さまざまな輸送の仕組み

我々の体にはさまざまな輸送の仕組みが備わっている。

消化管での栄養素の輸送、血管壁を通じた栄養素、老廃物、ガス交換、および細胞外と細胞内を隔てる細胞膜での物質の輸送である。

これには能動輸送、受動輸送などが挙げられる。前者はエネルギーを消費して、物質を輸送する物質輸送の仕組みであり、後者はエネルギーを消費しない。
後者には濃度の高い方から低い方へ拡散する濃度勾配に従うものと、電荷の高い方から低い方へ拡散する電気化学的勾配によるもの、そしてこれら両者によるものがある。

能動輸送はこれらの勾配に逆らって送る輸送方法である。

アメーバのような原生生物においても物質を取り込む際に、細胞膜がへこみ小胞として取り込む食作用を行う。

高等動物においてもこうした現象はみられ、多くは液状のものを取り込むために飲作用(ピノサイトーシス)と呼ばれる。

一方細胞がホルモン、神経伝達物質などを放出する際には、これと逆に小胞が細胞膜に接して開口し中の物質を放出する仕組みがある。

これを開口放出と呼ぶ(エキソサイトーシス)。

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