甘い飲み物と脳の炎症の話

先日とある研究で、青年期の砂糖入り飲料の消費量が、健康に悪影響を与えるリスクが高いことが示唆されました。

あくまで人ではなく、ラットの実験においてですが、関係性はあるでしょう。

示唆された実験データは、人気の砂糖入り飲料に匹敵する濃度の糖や高果糖コーンシロップ(HFCS)が含まれている溶液を好きなだけ大量に消費した青年期のラットは、記憶力の問題と脳の炎症を起こし、前糖尿病となり、砂糖入り飲料を与えられた成人ラットや、砂糖を消費しなかった青年期のラットには、こうした健康問題は見られなかったというものです。

研究責任者は「青年期のような発達にとって大切な期間中は、脳は食事の影響に特に脆弱である」と述べてます。

研究チームは76匹のラットを対象に実験を行いました。

ラットのカロリー摂取量の約35-40%が、砂糖もしくはHFCSから摂ったものだそうです。
データによると平均的な米国の10代の総カロリー摂取量の約17%は糖分であるといわれています。

実験では、ラットの空間記憶能力を調べるため、迷路でテストしています。
そうすると、砂糖入り飲料、特にHFCS飲料を消費していた青年期のラットは、他のどのグループよりもテストの結果が悪かったというデータが報告されました。
これは、海馬で検出された神経炎症の結果である可能性であると研究者は報告しています。

海馬は記憶形成を制御する脳内の深い位置にある側頭葉の一部です。
アルツハイマー病や他の認知症患者の海馬は、損傷されていることが殆どと言われています。

研究者いわく、「砂糖が多く含まれた食事を消費すると、体重が増加し、代謝障害となるだけでなく、神経機能や認知能力に悪影響を与える」としています。

糖質の摂りすぎと脳の炎症は色々取り上げられますが、こういった実験からもその可能性は高いということですね。

みなさんも糖のとりすぎには十分注意してくださいね!

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