ホクロとは?

ほくろは表皮の最深部にある色素細胞であるメラノサイトが突然変異したものです。

メラノサイトの遺伝子の異常を伴う奇形であり、それによる腫瘍であると定義されています。

一般的にほくろと呼んでいるものは専門的には「母斑」という言葉で表現されます。

母斑の大抵の場合がメラノサイトの異常増殖です。

母斑ができる理由は、遺伝子の異常が大きく関係していて、先天的な因子や後天的な因子が一部の細胞のDNA情報を狂わせたとしか言いようがないです。

放置していてもかまわないものはその異常が一定の範囲にとどまっている、いわゆる良性腫瘍です。

しかし、よく知られているように、紫外線などの刺激がほくろにさらなるDNA異常を引き起こし、悪性腫瘍(メラノーマ)になったもの、これはガンの中でも転移しやすい性質を持つため、悪性の強いものに分類されています。

こういった紫外線の他にほくろは、妊娠したときなどのホルモンの変化でも一時的に大きくなったりします。

「母斑」が悪性化する可能性は100万分の1と言われているので、そこまで気にする必要ないと思いますが、過度に紫外線にあたるときなどは気をつけましょう。

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