なぜ水虫は足に多いのか?

堅固な角層も時には菌に侵されることがあります。

水虫、田虫といわれるような病気で、白癬菌と呼ばれる一種のカビ(糸状菌)が角層をエサにして繁殖するものです。

正式名は皮膚糸状菌症あるいは白癬です。

これはご存知のように、足の裏や指の間に発生することが多いです。

皮膚科外来のえ疫学調査では、白癬のうち、足に発生したものが60%以上と圧倒的に多く、次が爪、体部、股間、頭となっています。

季節変動については、いずれも夏に多くなります。

足に多い理由は、この部分の角層が分厚いため、生体由来の抗菌システムが届かないか、抗菌作用、水をはじく作用のある皮脂が足の裏にはないことが原因かと思われます。

爪も死んだ細胞の集合体で免疫機能がおよばないので、結構、白癬菌におかされることが多いようです。

股にできるものを俗にインキン、頭にできるものをしらくもと呼びます。

日本の白癬菌感染者の原因菌は、白癬菌など5種ほどの菌に限られていたそうですが、最近のぺットブームで世界各地から輸入されるネコ、ウサギ、モルモットなどから新しい菌が侵入してきているようです。

気をつけましょう。

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