ひとりごとも良いものです。

日常生活の中でよくひとりごとを言う方もいることでしょう。

大抵は特に意味の持たない言葉ですが、ことスポーツの世界では「セルフトーク」として重要な役割を持つことがあります。

スポーツ心理学では、セルフトークは、頭の中で「どうしよう」「よしこうしよう」などと考えることであり、それを口に出して言うことをいいます。

練習や試合で出すときの声、かけ声、会話もセルフトークに含まれます。
日常生活のなかで、常にポジティブな言葉、会話、考え方をすることが、セルフトークのトレーニングになります。

目的や意図をもって積極的に実施することで、プラス思考になり、気持ちの切り替えができ、自信をもてるようになるといいます。

特に試合中にセルフトークを行えば、弱気を強気にするなど、マイナス思考からプラス思考へと気持ちを切り替えることができ、その結果、選手がベストプレーをすることも可能になります。

また、練習やトレーニングをするときにセルフトークをすることは、練習の質が高まり、上達するという効果が大きくなるといわれています。
試合中や競技中ではメンタル面での影響が大きく関わってきますので、以前紹介したルーティンやフォーカルポイントといった集中力を高める方法とセルフトークのように気持ちを切り替える方法を上手く活用して、いつでもベストパフォーマンスが出せるようになりたいものです。

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