今日は、スポーツ現場などでもよく見かけるテーピングについてです。

テーピングを巻かれたことはあるけれど、意味や、目的がわかっていなかったという方も多いのではないでしょうか。

テーピングには大きく分けて予防、応急処置、再発予防の三つの目的があります。

他にも、テープの種類によっては、筋発揮能力を向上させるようなものまであります。

予防では、コンディショニングだけではケガの予防が十分にできない足首や手首、指などの固定などに使用し、捻挫などのケガを未然に防ぐことを目的としています。

応急処置ではICE処置と並行してケガをした部位の固定や圧迫を目的としたテーピングになります。

三つめは再発予防のテーピングで、いまケガをしている人、もしくはケガをしていた人に対し同じケガの再発を防止するためのテーピングになります。

次に、テーピングの効果について説明していきます。

「特定の関節の動きを制限する」「靭帯や腱の補強」「圧迫を加える」「精神的な助け」などの効果があります。

特定の関節の動きが制限できることで、ケガの恐れのある肢位にならないようにするがスポーツ動作には影響がないというようなことが可能になります。

靭帯や腱の補強を行うことで、断裂などの外傷の予防につながります。

ケガ直後に圧迫を加えることで、内出血や腫れを抑えることができます。

テーピングをきれいに巻くと、ケガの再発の対する安心感から思い切りの良いプレーができる選手もいるようです。

このようにテーピングといっても目的や効果は様々です。

目的や効果を理解した上で、正しく使い分けたいですね!

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