今日は、骨盤のゆがみが姿勢に及ぼす影響を考えてみました。

骨盤は、上には脊柱や上肢帯が続いていたり、下には下肢が続いているため身体の土台となる部位でもあります。

では、この土台がゆがむとどういった影響が出るのでしょうか。

まず、ゆがむということについて説明します

正常な骨盤の位置というのは、「上前腸骨棘(腰骨の前の出っ張り)と恥骨が同じ垂直面にあり、上前腸骨棘と上後腸骨棘(仙骨の縁にある出っ張り)の高さが二横指から二横指半、上前腸骨棘の方が高い、そして、左右の上前腸骨棘が同じ高さである。」という条件があります。

なので、この条件からずれていると、ゆがんでいるといえます。

土台である骨盤がゆがむと、姿勢のバランスが崩れ、全身の骨もゆがんでくるので、他の関節にも負担がかかってきます

骨盤がゆがむ原因は何気なく過ごす日常生活にも多く潜んでおり、いつも同じ足の組み方をしていたり、カバンを持つ手が同じ手だったり、スポーツやトレーニングで同じ部位の筋肉を使いすぎていたり、寝る際の姿勢がいつも同じということでも、気付かないうちに骨盤のゆがみにつながっていきます。

その影響で、よく見られる症状に、腰痛、膝痛があり、他にも肩コリ、股関節痛、顎関節症、などにもつながっていきます。

骨盤のゆがみに対し、先ほど書いたようなゆがむ原因に気を付けることや、姿勢を正しく評価したうえで、筋バランスの調整を行い正しいコンディショニングを行うことで、ゆがみを軽減したり、改善につなげたりすることができます。

ぜひ、普段から、身体の左右を均等に使うなど、意識してみてください。

みなさんの肩こりや腰痛の原因も、もしかしたら「骨盤」にあるかもしれませんね!

 

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