進化と種の繁栄

脊椎動物の祖先は水中で暮らす魚類だったとされている。
魚の一部が陸地で暮らすことができるようになり、両生類が現れた。
そして、両生類に一部からは陸上の生活により適応した爬虫類と哺乳類が進化した。

爬虫類の中でもっとも繁栄したと言われる恐竜類はそのほとんどが滅びてしまったが、一部は鳥類へと姿を進化させ現在も繁栄を続けている。
哺乳類は陸地のほとんどを埋め尽くし、住む場所が少なくなってきたのか、イルカやクジラなど再び海に戻る種も現れた。

このように進化はある目標地点を目指しているわけではないのである。
海が狭く陸に餌が豊富にあったなら陸へと進出する種が進化し、逆に陸地が住みにくくなればまた海に戻る種が進化するということもある。
進化とはこのようにそのときの様々な状況に応じ、場当たり的に起こるものであって環境が進化した種を選択した結果とも言える。

長い進化の過程の中で”ヒト”が誕生したのはまだつい先日のこと。
ヒトはこれからどのような環境下で、どのような進化を遂げていくのだろうか?
環境の変化と我々ヒトの進化は今後も深く結びついていくのであろう。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 2017-9-22

    リュックサックによる腰椎への圧縮軽減

    リュックサックはバッグとしての優れた役割もさることながら、腰椎への負荷軽減ギアとしても効果を発揮しま…
  2. 2017-9-5

    筋線維の形態的特徴について

    筋の形態は、張力発生能力、可動域、短縮速度に著しい影響を及ぼします。機能に影響を及ぼす形態的…
  3. 2017-7-19

    筋の拮抗的・共同的中和

    運動を円滑に遂行するために骨格筋はそれぞれ主動作筋、共同筋、拮抗筋と役割を持ちます。一般には…
  4. 2017-7-6

    鼠径部痛と内転筋損傷と恥骨炎

    鼠径部痛はスポーツ選手がよく訴える痛みの1つです。これらの痛みを訴える選手は、内転筋群の過緊…
  5. 2017-6-24

    筋肥大とパフォーマンスのジレンマ

    アスリートの肉体改造は、高いパフォーマンス性を生み出しますが、時として「あれは失敗だった」と言われる…

FACEBOOKもチェック!

注目TOPIC

  1. 2015-7-29

    静的ストレッチングについて

    ストレッチングは運動療法において実勢頻度の高い手技のひとつです。ストレッチングにより得られる…
  2. 2015-5-24

    栄養や日光と関わる障害「くる病」とは

    栄養と健康は大きく関係し合っています。栄養不足だから体調が悪くなる、といったようなものだけで…
  3. 2015-12-18

    夢の中での出来事

    成人の場合、レム睡眠は総睡眠時間のうち約25%を占めます。実は毎晩約2時間も鮮明な夢をみてい…
  4. 2014-12-17

    筋トレをすると背が伸びなくなるって本当?

    トレーニングにまつわる迷信として「筋トレをすると背が伸びなくなる」というものがあります。…
  5. 2017-1-10

    神経・筋に対するトレーニングの効果

    トレーニングで用いる負荷の大きさや、動作様式に応じて神経や筋肉にさまざまな適応を引き起こします。…
ページ上部へ戻る